単位取得法 in商学部
こんにちは、WBです。
今回は単位取得についてお話しします。
長い長い受験勉強の末、見事第一志望の大学から合格をもらいました!
さあ、これから花の大学生活が待ってるぞ!!
......ん?単位ってなんだ?卒業ってどうやってするの?誰も教えてくれないよ~
とならないようにしっかり単位について知っておきましょう!
高校生までは、単位をそれほど意識しなくても卒業はできました。
しかし! 大学では違います!
本日は私の所属している早稲田大学商学部を例に挙げて、大学生の単位事情をお話ししたいと思います。
- そもそも単位とは
- 早稲田商学部の構造
- 単位取得の近道
- 結論
1.そもそも単位とは
大前提とて「単位」って何ぞや、ってとこですよね。僕も入学当初は訳が分からず悩みました(笑)
デジタル大辞泉さんによると、
たん‐い〔‐ヰ〕【単位】
1 ものの量をはかるための基準として定められた量。ヤード・ポンド・尺・貫・円・ドル・メートル・グラム・アールなど。「単位符号」
2 物事を数値で表す際に、計算の基になるもの。「億単位の金が動く」「単位面積当たりの収穫」
3 一定の組織を構成している要素。「家族は社会構成の単位をなす」「グループ単位で行動する」
4 高校・大学で、進級・卒業の資格を認定するために用いられる学課履修計算の基準。一般に学習時間により決定される。「単位が足りず留年する」
5 禅宗で、僧堂での座位。座席の上に名札がはってある。
と書いてありますね。これの4番のことを示します。要は卒業、新旧のために必要なものなんですね。
例えば、
商学部のマクロ経済学の授業で基準を超えた成績を取ると4単位。
中国語の序業で基準を超えた成績を取ると2単位。
といったように授業ごとに単位の数も違いますね。*1
この単位を卒業に必要な分取得することで、大学を卒業することができます。
まずはこちらをご覧ください。
早稲田大学商学部の卒業要綱です。ここにどれだけの単位を取ると卒業できるのかが書いてあります。
入学当初、いきなりこの冊子を渡されるのですが訳が分かりませんよね(笑)普通。
この図を簡単に読み解くと、
専門的な授業→76単位(基礎科目、教育科目)
教養的な授業→12単位(総合教育科目)
外国語の授業→20単位
自由参入→16単位
に分かれます。
この126単位分を取得すると卒業できるんですね。仮に外国語の授業だけを126単位!とかじゃダメってことです。
年間で40単位。4年間で最大160単位の授業を受けることができますね。(勝手に授業に参加するのはノーカウントです。
より深く知りたい方は別のページで詳しく解説しますね。
3.単位取得の近道
さあ、ここからが本題です。
単位をどれだけとれば卒業できるのかはお話ししました。
問題は「どうやってとるか」です。
まずは手順をお話しします。
- WEBでシラバスを見る。
- 参考文献を見る。
- 授業に出る。
- 友人・先輩に聞く。
例えばマクロ経済学を例にとりましょう。
試験: | 80% | 授業内容全体をカヴァーした問題数の多い試験問題を用いて、客観的に評価する。 |
レポート: | 20% | コースナビ上で小テストを4回程度を行う。 これは出席調査を兼ねているため、掲示は行わない。 この成績をレポート評価として全体の成績評価に20%程度影響させる。 |
平常点評価: | 出席状況がよい場合には、プラスに評価する。 |
教科書 | 嶋村・佐々木・横山・晝間・横田・片岡 『入門マクロ経済学』 (中央経済社) |
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参考文献 | スティグリッツ (藪下・秋山他訳) 『経済学 (入門篇・マクロ篇)』 東洋経済新報社、経済企画庁 『経済要覧 (2001年版)』 |
シラバスを見て、評価の割合をみます。
この授業は試験が評価のほとんどで、出席点は少ないことがわかりますね。
かつネット上の小テストが4回。つまり最悪授業に出なくても、評価さえよければ単位がもらえることがわかります。
とはいっても一切知識がない状態では難しいですね。そういう時は参考文献・教科書をみましょう。なにやら難しそうな教科書がずらずら並んでいますね。
ここで注意です。この教科書は買わなくても問題ありません!
教科書が絶対必要な授業もありますが、大学では基本的に教科書必須の授業は少ないです。まずは1回目の授業に出て、様子をみましょう。毎回レジュメを配ってくれる先生も多いです。
特に専門的な教科書はかなり高いです。基本的には買わず、図書館で借りるなどしてやり過ごしましょう。
最後は友人先輩に聞いてください。人間頼られていやがる人はいません。授業によっては過去問なども流通しているかもしれません。仮に友人が少なくても、周りの声に耳をそばだてて、最悪知らない人に話しかけましょう(笑)私はこの方法で単位を得たことがあります。
早稲田大学生の場合は「マイルストーン」を入手するのもいいでしょう。受ける授業の情報を自主的に集める、まずはこれが大事です。
しっかりと情報を集めさえすれば、大学の授業は遅るるに足らずです。+授業をしっかり聞けばより良い成績を取ることも可能でしょう。
しかし勘違いしてはいけません。中高の先生とは違い、大学の教授は研究のプロです。どの方々も第一線で活躍されている名教授がたくさんいます。
教授からしてみれば簡単なことでも、素人学生から見れば難しいことはたくさんあります。
その時はこの有斐閣の教科書を見てみてください。かなりわかりやすく経済学のイロハを学ぶことができます。
4.結論
大学の授業は面白いもので、ただ授業を受けてノートを取るだけでは成績を取ることができません。何百人の教室ではホワイトボードを見るだけでも難しいですし、注意する人もいないのでついついさぼってしまう人も多いです。
まずは情報収集をして、その上で大学の授業というものを楽しんでみてください!!
*1:たいていは授業日数に準じます